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正絹と化学繊維。素材の特徴

2021/07/01
高級な着物に使用されているイメージのある「正絹(しょうけん)」。どんな特徴があって、他の素材と何が違うのか気になりませんか?
今回は正絹や化学繊維といった、素材の特徴を見ていきます。

▼正絹の特徴
振袖などの素材として良く使われる正絹(絹)。
主に次のような特徴があります。

・光沢が美しい
・肌触りが柔らかい
・通気性が良い
・保湿性が良い
・着崩れしにくい
・軽い

見た目も肌触りも良いので、着物を着るかたなら、どなたにでもおすすめしたい素材です。

正絹は衣擦れの音も美しいと言われています。

▼化学繊維(化繊)の特徴
化学繊維は科学的に合成して作られる繊維のこと。
化学繊維で作られた着物には、次のような特徴があります。

・発色が鮮やか
・水洗いできる
・静電気が起こりやすい
・吸湿力が少ない
・着崩れしやすい
・正絹よりも値段が安い

化学繊維は良い面もありますが、やはり正絹のほうが着物の素材としては優秀です。

ただし「めったに着物を着ない」「卒業式で1回だけ着られればいい」という人には、化学繊維の着物も人気があります。

化学繊維の着物の素材には、ポリエステルやナイロン、レーヨンなど、さまざまなものが使われてます。

▼まとめ
正絹の着物と化学繊維の着物、それぞれに特徴があります。着物の素材は自分の好みや予算に合わせて選びたいですね。

姫路市にある「着物 de 姫路 chouette」では正絹や化学繊維など、さまざまな種類の着物を取り揃えています。

「着物の購入と着付けをまとめてお願いしたい」というかたも、ぜひお気軽にご相談ください。