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紬の季節感について

2021/06/01
紬(つむぎ)はどの季節に着るのが良いのでしょうか?詳しく見ていきます。

▼紬の季節感は?
紬は真夏以外はいつでも着られます。
生地がしっかりしているので、一般的には真夏を避けて、6月や9月初旬に着ることが多いです。

▼紬は単衣(ひとえ)
紬は単衣として着用することが多いでしょう。

単衣は6月と9月に着るのが伝統ですが、現代は昔よりも暖かい気候になっているので、もう少し長い期間着用できます。

単衣は裏地がないのが特徴です。

▼紬のTPOは?
お次は紬のTPO(時、場所、場合)を見ていきましょう。
紬が良く着られる場所や機会は次のとおり。

・ホテルでのランチ
・レストランや料亭などでの食事会
・観劇や美術鑑賞
・京都や浅草など伝統的な街並みの散策

紬はオシャレな普段着として使われるので、結婚式などフォーマルな場には着ていかないよう気をつけましょう。

▼紬は洗える?
紬を含め、着物は毎日洗うようなものではありません。

自宅の洗濯機で洗うと、生地が傷んだり風合いが変わってしまったりする恐れがあります。

紬を洗いたい場合は、クリーニング屋さんに持っていきましょう。

▼紬を長持ちさせるには
紬を長持ちさせるには、着用後は衣紋掛けにかけて1~2時間ほど風を当てましょう。

万が一、水で落ちないシミができてしまった場合は、なるべくこすらないようにして、薄めた中性洗剤を使って拭き取ります。

▼まとめ
「着物 de 姫路 chouette」では紬の販売や着付け、振袖のレンタルなどを行なっています。

「着物を着て姫路市内を観光したい」というかたは、ぜひお気軽にご相談ください。