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小紋の用途は?

2021/05/01
小紋はどんな用途で着るのでしょうか?詳しく見ていきます。

▼小紋とは
全体に細かい模様が入っている着物のことです。友達との食事やお稽古ごとなどで着用することが多く、カジュアルな着こなしをするのが一般的です。

結婚式などフォーマルな場では、小紋を着ると失礼にあたるので注意しましょう。

▼小紋の種類
小紋にはさまざまな種類があります。

■江戸小紋
非常に細かい模様が入っている江戸小紋。遠くから見ると無地のようにも見えます。

「鮫」「行儀」「角通し」という3つのデザインが有名で、これらは「江戸小紋三役」と呼ばれています。

■京小紋
京小紋は京都で広まった小紋です。多色染めで模様が大きいものが多く、華やかな印象があります。

型染めと京友禅の技術で作られています。

■紅型(びんがた)小紋
沖縄が発祥の染色技術が使われた小紋です。

いかにも「沖縄!」というような独特のデザインと華やかさが混在しています。

■加賀小紋
石川県で作られている小紋です。

加賀友禅の技法が使われているのが特徴です。

▼小紋と訪問着の違い
小紋はカジュアルな場面で活躍しますが、訪問着は準礼装なのでフォーマルな場で着用します。

ただし江戸小紋は小紋のなかでもフォーマル寄りなので、略礼服として訪問着のように着用することがあります。同じ小紋でも種類によって用途が少し違うのです。

▼まとめ
小紋は気軽に着られるので、若い人にもおすすめですよ。

姫路市にある「着物 de 姫路 chouette」では小紋の販売や着付けも行なっています。

「小紋に挑戦してみたい」「着物を着て観光したい」というかたは、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。