着物の羽織について
着物に羽織を身に着けると、こなれた感じがおしゃれですよね。
また、着用することで着物の汚れを防ぐこともできます。
着物の羽織は、洋服でいうとコートやカーディガンのようなものですが、いつ身に着ければいいのでしょうか?
今回は、羽織を着用する時期や素材、長さについて紹介していきたいと思います。
▼羽織を着用する季節と素材
羽織は、素材を選ぶことで1年通して身に着けることができます。
■4月~9月頃
4月以降は暑さが厳しくなってくるため、羽織の素材に悩まれる方も多いことでしょう。
この時期に羽織を着用する際は「薄物」にしたり、短めの丈を選ぶなどの工夫をするといいですよ。
・「薄物」…絽、紗、羅、ポリエステル、レース、リネン、レーヨン
■10月~11月頃
地域によりますが、10月頃から少し肌寒くなりますよね。
この時期には「単衣」や「紗袷」を選んで着用しましょう。
「単衣」…絹、木綿
「紗袷」…紗を重ねて仕立てたもの
■12月~3月頃
寒さが本格的になる時期には「袷」のものがよいでしょう。
「袷」…裏地をつけて仕立てたもの
▼羽織の長さについて
羽織は身長の半分くらいを目安に選んでいただくと素敵に見せることができます。
しかし、体型や流行、好みがありますので着用してから決めるようにすると失敗がありませんよ。
分からないときは、お店に相談してみるとよいでしょう。
▼まとめ
羽織は、季節によって素材や長さを変えるのが一般的です。
気候に最適な素材を選ぶことで快適に過ごすことができますよ。
弊社では、着物の販売だけでなく小物の合わせ方のアドバイスもさせていただいております。
また着物で観光や散策することで、より一層素敵な時間を楽しむためのサポートをさせていただきます。
豊富な種類の着物を取り扱っておりますのでお気軽にお問合せくださいませ。