BLOG&COLUMNブログ&コラム
BLOG

着物の帯について

2020/09/28
古くからの歴史があり大切に守り伝え続けてきた日本の文化が着物ですよね。
着物はデザインや素材など色々なものがあります。
帯も同じで、フォーマルにもカジュアルにも利用でき、シーンによって変えることでオシャレになります。
今回は着物の帯についてご紹介していきたいと思います。

▼帯の種類
・礼装用の袋帯→長さ約4m30cm前後、幅約31.2cm
・普段着などに使う名古屋帯→長さ約3m60cm前後、幅約30.4cm
・普段着や浴衣に使う半幅帯→長さ約3.6~4m前後、幅17cm

■袋帯
結婚式、披露宴、パーティーなどの時に利用できる帯が袋帯です。
振袖、留袖、訪問着などの着物と合わせます。
紬の生地、ポリエステル素材の袋帯もありカジュアルにも利用することができます。

■名古屋帯
お茶会などの習い事は訪問着や色無地、江戸小紋などがおすすめで、そんな着物に合わせれるのが名古屋帯です。
袋帯より簡単に締めることができます。
袋帯を簡単にしたものなので正装には向いておらず、カジュアルな場所や少々かしこまった場所でも締めることができる帯です。

■半幅帯
普段着である小紋や紬に利用するのが半幅帯です。
浴衣によく使われる帯になります。
素材は、絹、麻、ポリエステルなどで、普通の帯の半分の幅なのが特徴です。
着付けを習う時に一番初めに使う帯になります。

▼兵児帯
子供、男性が使う帯が兵児帯です。
最近では女性用もあり、ふわっとした素材なので結ぶのが簡単でボリュームもあるので浴衣によく使用されています。

着物を着る機械は昔に比べると格段に減ってきています。
日本人であっても着物に関する知識がほとんどないという人も多くなってきています。
帯にも色んな種類があり用途があるので、その場所にふさわしい帯を締め、気品のある素敵な大人の女性に近づきたいですね。